大人のぬり絵コンクール第8回
ぬり絵の腕に自信のある方、ぬり絵コンクールよりもワンランク上のレベルを目指したい方に向けた「大人のぬり絵 芸術大賞」では、今回も表現力豊かなぬり絵が多数寄せられました。 審査の結果、以下の賞を選出いたしました。
※受賞者には副賞と賞状を贈呈

八王子市高齢者在宅サービスセンター中野
松本 𠮷雄さん

【評】
黄昏前の絶妙な時間帯を、色の明るさで見事に表現されています。いくつものスジになって浮かんでいる雲も、流れるように描かれており、時間の移ろいを感じさせる一枚です。大賞、おめでとうございます!

 
ホープスデイサービスセンター
小林 敏男さん(85歳)

【評】
日が傾きだす時間を感じる趣のある色合いが、日本古来の美しさを引き立てています。遠くに見える富士の深く青い峰が、荘厳さを物語っているようです。

医療法人社団厚心会 デイサービスセンター有るる
藤田 政美さん(88歳)

【評】
時計台に掲げられた札に「演武場」と書き込まれており、細部までこだわられていることがうかがえます。時計台の鮮やかさが、周囲の風景の静かさを補っており、見る人を明るい気持ちにしてくれる作品です。

老人保健施設 ひこばえ
栗栖 勝三さん(81歳)

【評】
お住まいの地域には畑を荒らす厄介者の猿が出るそうですが、ぬり絵の中では「幸福な」猿を表現されたそうです。毛並みも細かく書き込まれており、温かな雰囲気に包まれた猿の幸福感が伝わってきます。

 
障がい者支援施設 月光園
佐藤 光夫さん(59歳)

【評】
具象的な原画に幾何学模様が加わり、現代アートのような作品に仕上がっています。その独創性に審査員一同、驚かされました。

デイサービスセンター ケアウィング曙
大石 秀樹さん(78歳)

【評】
砂利道を想定したという背景の描写に引きつけられました。色鉛筆で点描され、イスの下で陰になる部分をさらに濃くする工夫もされています。

デイサービスようこう
細井 和美さん(70歳)

【評】
ぬり絵コンクールへの応募10周年ということで、気合を入れて取り組まれたそうです。暖色と寒色が見事に調和し、富士山と神社の神々しさが表現されています。

介護老人保健施設 ニューライフ芙蓉
田村 一郎さん(74歳)

【評】
オレンジ色を基調に何色もの色を重ねることで、弘前城の表現に深みが増しています。桜の明るい色と木々の緑色がきれいなコントラストを作り、力強い作品になっています。

デイサービス わたしの家
水野 國和さん(84歳)

【評】
仏像がお好きなのだそう。リハビリとして手に色鉛筆を持ち、何日もかけて塗ったそうです。右上に加えられた帝釈天を表す梵字がアクセントとなっています。

 
医療法人青山会 野尻通所リハビリテーション
佐藤 修さん(91歳)

【評】
城の奥から見える霧がかった山や、山の緑が青々と茂っており、立派な福知山城が目立っています。

観修老人デイサービスセンター
上野 吉多可さん(74歳)

【評】
小さな花や草などを書き足され、象の目もとても可愛らしく立体的な作品となっています。ピカっと光った太陽光がとてもまぶしいです。

矢崎千恵子さん(80歳)

【評】
昔を思い出し、キョウチクトウを思いきり赤く塗られたのだそうです。悲しげな青色がうつる原爆ドームと鮮やかな赤色のキョウチクトウの対比が素晴らしいです。

村上神経内科通所リハビリ・デイケア
S・Eさん(80歳)

【評】
花に薄く使われた黄色や、葉脈とがくに使われた青など色彩豊かで目を奪われる一枚です。しゃくやくへの愛があふれているようです。

社会福祉法人ウェルフェア仙台
仙南ジェロントピア
デイサービスセンターゾンネ
ペンネーム 松掛太郎さん(94歳)

【評】
観音様の裸の肌色を塗るために参考書を買いに行かれたのだそう。腕の丸みや指先など、ふっくらとした仏様がよく表現されています。

 
介護老人保健施設 マーガレットヒルズ
平澤 賢一さん(67歳)

【評】
まるで映画のワンシーンをそのまま切り取ったような、陰影や色使いに驚かされました。色と色との境目に苦労されたそうですが、それを感じさせない作品に仕上がっています。

医療法人社団和恵会 みずほケアセンター
内山 髙志さん(91歳)

【評】
城の壁の質感が見事に表現されています。背景の清々しい青空に、黄金のしゃちほこがアクセントとなり、作品全体を引き締めています。

ハッピーデイサービスめぐみ
古川國雄さん(71歳)

【評】
背景の淡い色彩に対して、油性マーカーを使ったトルコキキョウの鮮やかな花びらが印象的です。優しい色使いにご本人のお人柄が感じられます。

介護老人保健施設 銀玲
井上 四郎さん(92歳)

【評】
ぬり絵での表現が難しい夜の風景を、色を塗り重ね、配色を工夫することで、見事に描かれています。絵に躍動感があり、飛び交う蛍を追いかける子どもたちの楽しい声まで聞こえてきそうです。

横浜市簑沢地域ケアプラザ
並木 茂さん(80歳)

【評】
明るく優しい色彩に心が和む作品です。緻密に描き込まれた子猫の胸には、小さなハートが表現されており、ご本人の心優しさが感じられます。