自宅でできる体操

レッツ!家リハ!

第12回 コミュニケーション体操

コミュニケーションは表情豊かに行いたいものです。
人との対話が少なくなると表情が乏しくなってきます。
家から出られないときも、今回ご紹介する体操を行い、日ごろから発声や表情のトレーニングを行いましょう!

体操を行う際の注意点
・痛みのない範囲で行いましょう
・体調不良や痛みがある場合は中止し、リハビリ職や医師の判断を仰ぎましょう
・体操の回数は10回1セットを目安にし、体力に合わせて増減させてください
・転倒、転落に注意しましょう
コミュニケーションのための準備体操
ほっぺぐるぐるマッサージ
回数:10回
  1. 両手を頬に当て、外側に向けて円を描くように、ぐるぐると2回マッサージします。
  2. 頬を押し上げて、パッと手を離します。
  3. 1~2を繰り返し行います。
ポイント:
顔面筋のこりをほぐし、リラックスします。
コミュニケーションのための体操
あいうえおー!表情体操
回数:5回
  1. 両手を大きく広げ、「あっ!」と声を出しながら、びっくりしたときの表情を作りましょう。
  2. 上下の歯をくっつけたまま口を横に引き、眉間にしわを寄せて「いー」と声を出しましょう。
  3. 唇を突き出し、唇を反らすように力を入れ、「うー」と声を出しましょう。
  4. 笑顔で「えー」と声を出しましょう。指で口角を持ち上げながら行っても良いでしょう。
  5. 肘を伸ばして拳を突き上げながら、「おー!」と声を出しましょう。
  6. 1~5を繰り返し行います。
ポイント:
慣れてきたら、1~5をできるだけ早く行ったり、順番を逆にして行っても良いでしょう。
効果:
表情が豊かになり、発声の練習になります。
やまびこロングブレス体操
回数:10回
  1. 鼻から息を吸いながら、お腹を膨らませます。
  2. できるだけ大きな声で「ヤッホー」と言いながら、お腹を押してへこませます。
ポイント:
時計を見ながら、何秒発声できるか測ってみましょう。前回(第11回 呼吸機能改善体操)ご紹介した腹式呼吸を練習することで、より長く発声できるようになります。
効果:
肺活量の改善や、発声の練習になります。
わっはっはショートブレス体操
回数:10回
  1. 鼻から息を吸って、お腹を膨らませ、「はっはっは!」と笑いながら、息を吐き切ります。
ポイント:
笑うことで脳にも心地よい刺激が入り、晴れやかな気持ちになれます。
効果:
息を吐き切ることで、お腹や肋骨の筋肉を活性化します。
朗読足踏み体操
回数:1分間×5回
☆準備するもの…お気に入りの本や新聞など
  1. イスに座って足踏みをしながら、本の一節を朗読します。
  2. 1分程度行い、休憩を挟みながら5回繰り返します。
効果:
力強い声を出す練習になります。足踏みをしながら朗読することで、二重課題の脳トレにもなります。
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これまでの連載
著者紹介
合同会社松本リハビリ研究所
所長 松本健史(まつもとたけふみ)
理学療法士/介護支援専門員/社会福祉学修士
大阪生まれ・関西大学法学部卒・九州リハビリテーション大学校卒業。
2014年本の出版、研修事業の「松本リハビリ研究所」設立。
著書に「認知症介護『その関わり方間違いです!』」(関西看護出版)「拘縮対応ケアハンドブック」(ナツメ社) 「間違いだらけの生活機能訓練改善授業」(日総研)等がある。
介護従事者向けの「生活リハビリの達人」養成研修が話題。
●ホームページ
松本リハビリ研究所
●研修・原稿の依頼・問合せ
matumoto@helen.ocn.ne.jp
●YouTubeチャンネル
がんばらないリハビリ介護