自宅でできる体操

家リハ道場

第1回 転倒予防体操

転倒予防のためには、下肢筋力の向上だけでなく、バランス力の向上や俊敏性なども必要です。今回ご紹介する体操を行い、転倒を予防しましょう。

体操を行う際の注意点
・痛みのない範囲で行いましょう
・体調不良や痛みがある場合は中止し、リハビリ職や医師の判断を仰ぎましょう
・体操の回数は10回1セットを目安にし、体力に合わせて増減させてください
・転倒、転落に注意しましょう
ヤジロベェ体操
回数:左右各10回
  1. イスに座り、片足を上げて左右に体を揺らしながら、バランスを取ります。
  2. 反対側も同様に行います。
レベルアップ:
慣れてきたら、揺らす動きを素早くしてみましょう。

効果:
転倒予防に必要な片足でのバランス力が向上します。
歌舞伎体操
回数:左右各10回
  1. イスに座り、歌舞伎役者のように右手と右足を前方に出し、左手は後ろに伸ばします。
  2. 右足で床をドンと踏み鳴らします。
  3. 反対側も同様に行います。
レベルアップ:
慣れてきたら、大きく踏み出し、大きな足音を立ててみましょう。

効果:
前方に転倒しそうなときに踏みとどまるなどの転倒予防の効果があります。
サイドステップ
回数:左右各10回
  1. イスに座り、体を右側に傾け、素早く右足を横に出して支えます。
  2. 反対側も同様に行います。
レベルアップ:
慣れてきたら、体の傾く角度や速度を上げてみましょう。

効果:
とっさに足を横に出す動作やバランス力が向上します。
クロスステップ
回数: 左右各10回
  1. イスに座り、体を右に傾けながら、左足をすばやく右足の前に出します。
    ※転落に注意し、無理のない範囲で行いましょう
  2. 反対側も同様に行います。
効果:
とっさに足を横に出す動作やバランス力が向上します。
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これまでの連載
著者紹介
合同会社松本リハビリ研究所
所長 松本健史 (まつもとたけふみ)
理学療法士/介護支援専門員/社会福祉学修士
大阪生まれ・関西大学法学部卒・九州リハビリテーション大学校卒業。
2014年本の出版、研修事業の「松本リハビリ研究所」設立。
著書に「認知症介護『その関わり方間違いです!』」(関西看護出版)「拘縮対応ケアハンドブック」(ナツメ社) 「間違いだらけの生活機能訓練改善授業」(日総研)等がある。
介護従事者向けの「生活リハビリの達人」養成研修が話題。
●ホームページ
松本リハビリ研究所
●研修・原稿の依頼・問合せ
matumoto@helen.ocn.ne.jp
●YouTubeチャンネル
がんばらないリハビリ介護