介護トピックス

受給者台帳とレセプト、氏名の表記統一を提案

厚生労働省

 厚生労働省は、9月27日に開かれた第361回中央社会保険医療協議会の総会において、医療機関が診療報酬を請求する際の「診療報酬明細書(レセプト)」に記載されている氏名を、介護報酬の受給者台帳と同じカタカナ表記に統一する提案を行った。

 提案は、来春の診療報酬改定を前に、診療報酬に関する事務の効率化と、情報の利活用に関する議論の中でなされた。
 現行のレセプト様式では、患者の氏名は漢字もしくはひらがなで記載することを原則としている一方、介護保険の受給者台帳はカタカナ表記としている。そのため、同一患者の医療・介護双方の情報をひもづけた分析ができないことが問題視された。また、レセプトには患者の住所情報が記載されていないため、地域単位の医療提供体制や、医療の地域差を分析・評価することが難しいとの指摘もなされた。
 提案では今後、医療機関にレセプトの氏名表記をカタカナで記載することと、患者の住所地の郵便番号(7桁)を記載するよう求めるとしている。なお、表記統一にはシステムの改修が必要になることも考慮し、医療機関の費用負担やシステムなどへの影響を確認した上で、必要に応じて一定の経過措置期間を設けるとの方針も示された。
 今回の提案に対し、委員からは概ね賛同する意見があったものの、郵便番号の記載についての意見が分かれたため、引き続き総会で話し合うことが決まった。


目 次
  • 高齢者のフレイル対策 医療・介護の一体的な事業を検討
  • 福祉用具貸与の全国平均・上限額を公表 住宅改修の見積もりは複数の事業者から
  • 介護報酬改定に関するQ&A(vol.6)を公表
  • 利用者の有償ボランティア活動に際しての 留意点を周知
  • 2018年度 報酬改定の審議のまとめ
  • 2018年度 介護報酬改定 運営基準の改定内容 などを決定
  • 人件費増の介護サービスは収支差率が悪化している傾向
  • 介護報酬のマイナス改定を要求
  • 「ロボット技術の介護利用における重点分野」に 追加・改定
  • 自治体へのインセンティブ指標の具体案を提示 財源が論点に
  • 「科学的根拠に基づく介護に係る検討会」を開催
  • 認知症対応型通所介護で生活機能向上連携加算の創設、 サービス提供時間区分の見直し
  • 生活機能向上連携加算を新設
  • 医療機関との協働を促す 「生活機能向上連携加算」などの見直し
  • 福祉用具の貸与価格の上限設定などの案を提示
  • 技能実習生、介護職員と複数名で夜勤可能に
  • 受給者台帳とレセプト、氏名の表記統一を提案
  • 「リビング・オブ・ザ・イヤー2017」大賞が決定
  • 介護医療院に全部転換の医療機関は、 名称の変更が必要
  • 福祉用具サービス計画書、 新様式で制度厳格化に対応