いつでもどこでも

生活場面別リハビリ

デイだけでなく、ご自宅でも体を動かす機会を増やすことが身体機能の維持向上には有効です。 ご自宅でできる体操をご利用者に紹介していきましょう。

体操の際の注意点
・痛みのない範囲で行いましょう
・体調不良や痛みが出る場合は中止し、リハビリ職や医師の判断を仰ぎましょう
・体操の回数は目安です
第5回 壁を利用したリハビリ体操
気が向いたらすぐにできる「壁を利用したリハビリ体操」をご紹介します。
壁背伸び 10回程度
壁に両手をつき、徐々に上方に伸ばして背伸び体操を行います。背筋が曲がってしまう円背の予防となります。
ポイント:カラーテープなどを貼って目印にし、それを越えるように手を伸ばすとよいでしょう。
壁スクワット 10回程度
壁から10センチほど離れて立ち、壁にもたれながらスクワットをします。
膝を深く曲げず、浅く行います。
ポイント:手を広げて壁にもたれることで、転倒を予防しながら行うことができます。
壁ツイスト体操(基本編) 左右各5回程度
①壁から30センチほど離れて立ちます。
 
②体をひねって壁に両手をつきます。
 
③さらにひねりを加えます(反対側も同様に行います)。
壁ツイスト体操(応用編) 左右各5回程度
①壁から10センチほど離れて立ちます。
 
②体をひねり両手を壁につけます
 
③さらに手を移動させてひねりを加えます(反対側も同様に行います)。
壁立てふせ 10回程度
負荷が軽い方は、壁から40センチ、50センチ、60センチと離れると負荷が強まります。体力に合わせて負荷を調節しましょう。
【基本編】
壁から30センチほど離れて手をつき、腕立て伏せの要領で肘を曲げ伸ばしします。
【応用編】
壁から離れると負荷が強まります。
これまでの連載
著者紹介
松本健史(まつもとたけふみ)
理学療法士/介護支援専門員/社会福祉学修士
NPO法人丹後福祉応援団勤務
大阪生まれ・関西大学法学部卒・九州リハビリテーション大学校卒業。
2014年本の出版、研修事業の「松本リハビリ研究所」設立。
著書に「認知症介護『その関わり方間違いです!』」(関西看護出版)「拘縮対応ケアハンドブック」(ナツメ社) 「間違いだらけの生活機能訓練改善授業」(日総研)等がある。
介護従事者向けの「生活リハビリの達人」養成研修が話題。
●ホームページ
松本リハビリ研究所
●研修・原稿の依頼・問合せ
matumoto@helen.ocn.ne.jp
 
宿題ツールについて
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