介護トピックス

医療・福祉業の離職者数97万3,400人、 前年比3.2万人の大幅増

厚生労働省

 8月23日、厚生労働省は2016年「雇用動向調査」結果概要を公表した。  「医療・福祉」の入職者数は前年比600人増、離職者数は3.2万人の大幅増となっている。

 今回の調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から14,712 事業所を抽出して行い、上半期9,947、下半期9,444事業所から有効回答を得たもの。なお、回答を得た事業所の入職者66,326 人(上半期と下半期の計)、離職者 74,789 人(上半期と下半期の計)についても集計した。

【調査結果のポイント】

  • 2016年1年間の入職者数は767万6,600人(入職率15.8%・前年比0.5ポイント減)で、離職者数は726万4,200人(離職率15.0%・増減なし)。入職超過率は0.8ポイント(同0.5ポイント減)。
  • 就業形態別に見ると、「一般労働者」は入職者424万2,600人(前年比22万4,000人減)、離職者418万5,400人(同9万1,900人減)。入職率は11.6%(同0.8ポイント減)、離職率は11.4%(同0.4ポイント減)。「パートタイム労働者」は、入職者343万4,100人(15万1,500人増)、離職者307万8,900人(22万4,600人減)。入職率29.0%(増減なし)、離職率26.0%(0.8ポイント増)だった。
  • 産業別に見ると、「医療・福祉」の入職者数は103万9,700人(600人増)、離職者数は97万3,400人(3万2,500人増)。入職率は15.8%(前年比0.4ポイント減)、離職率は14.8%(同0.1ポイント増)で、入職超過となったのは16大産業のうち11産業(2015年13産業)となった。

目 次
  • 介護職員、6割以上が「不足」 採用難続く
  • 通所介護の受給者数は昨年より3.5%増加
  • 医療・福祉業の離職者数97万3,400人、 前年比3.2万人の大幅増
  • 来年度予算案 介護人材確保などの要求額増で過去最大に
  • 専門職配置の「リハビリ特化型」デイは23%
  • サービスの質の評価、 人材確保などについて議論
  • 新オレンジプランの目標数値を更新認知症サポーターを2020年度末までに1,200万人に
  • 介護給付費は9兆円超要介護認定率は前年度と同じ
  • 消費税増収による8.2兆円を社会保障費に充当
  • 高齢ドライバーに「限定免許」の検討を提言
  • 社会的孤立状態にある人(世帯) 7割が65歳以上の高齢者
  • 第1回「高齢社会対策の基本的在り方等に関する検討会」を開催
  • 認知症の行方不明者、過去最多1.5万人超
  • 介護の外国人技能実習、指導員の配置は5人に1人入国後講習は280時間超を義務化へ
  • 訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護について意見を聴取
  • 「保健医療分野におけるAI活用推進懇談会報告書」を公表
  • 事業者の指定に対する保険者の強化へ
  • 介護保険事業計画の基本指針案を公表
  • 通所介護・通所リハのあり方を検討
  • 規制改革答申で「混合介護」の整理・明確化 などを盛り込む